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Blu-rayを買ってしまうほどすっかりハマってしまった花咲くいろはがついに映画化!ということで早速見に行ってきました
(以下、ネタバレあり)

まず「クソババア!」で始まる映画というのが斬新でしたね(笑)

今回の主役は緒花の母である皐月さんで、高校時代~新婚当時を軸に今の緒花や喜翆荘と絡めて進んでいきます。
高校時代の皐月さんは今の自由奔放なイメージからするとずいぶん純情というか、融通がきかないところがあるようでちょっと意外でした。
しかし宿泊してたカメラマンに惚れてそのまま東京へ行ってしまうあたりは今に通じるものがありますけどね・・・(笑)

変わって現在の喜翆荘ですが、結名が女将修行ということで喜翆荘に来ているのでちょっと雰囲気がいつもと違いますね。活気があるというか、端的に言うと騒がしいです(笑)
色々と引っ掻き回すだけの結名かと思いきや、ピンチのときは活躍したりしてなにげに天才肌なところを見せたり。

この映画で一番印象が変わったのは菜子ですね。今まで優等生で大人しいだけかと思っていましたが、妹がいなくなったときに母親にした電話で自分の感情を爆発させます。そのときは「ずっと我慢してたんだ・・・」という思いが湧いてきて急に菜子に感情移入してしまいました。

そしてデパートの屋上で妹を見つけますが、そのときに「ママと遠足に行きたい!」と泣く妹に対して優しく「菜子がいるでしょ?」と言います。
今までずっと弟や妹のために自分を犠牲にして、両親にわがままも言わずに頑張ってきたのに妹には「ママがいい」と言われてしまったこのときの菜子の心境を思うともう・・・それでも怒らずに優しく妹を撫でる菜子がすごく切なかったです。

このエピソードで一気に自分の中で菜子株が上がりましたね。特典でもらった色紙は菜子で、最初は「なーんだ」と思ってましたけど、鑑賞後は「むしろ菜子で正解!」と思いました(笑)

そして映画版の中ではあんまり活躍しなかったみんちこと鶴来民子・・・。自分は花いろの中では一番好きなキャラなんですけど、今回はちょっとコミカルな感じに。
最後の弁当はちょっと・・・。

作中ではあんまり仲が良くなさそうな緒花と民子ですが、今回の映画ではあまりそういうことを感じませんでしたね。むしろお風呂に入ってるシーンではお互いにすごく自然に会話してて昔からの気のおけない友人、という感じさえしました。
まあ普段から相部屋なので、否が応でも顔を合わせてますしね。

そして過去~現在と全てが繋がっていくラストシーンは圧巻でした!
こう繋げてきたのかー!と思わず唸ってしまいました。見終わったあとはつい走りたくなってしまいましたね(笑)

評価:★★★★★
ちなみに、映画では豆爺が大活躍します
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終末のマリステラ/高野千春 フラッパーコミック

これも表紙買いでした。イメージとして「女子高生風な亜人が空を飛びつつドンパチ?」という、ちょっとストライクウィッチーズ的なものを想像していましたけど、ちょっと違いました・・・。

まず世界観から。人類が森羅万象を支配するようになった未来、「新天新地創造」を行おうとしたものの失敗し宇宙空間は「情報の海」という粒子に満たされ人類はそこから生まれる有翼海洋生物の襲来に怯えていました。それに対抗するために生み出されたのが「天使」と呼ばれる戦士たちでしたが・・・。

結論から言うと「面白くなかった」です。それもかなり。
まず世界観が説明不足すぎ。なんで有翼海洋生物が人類を襲うのかとか、そもそもなんで天使たちが戦っているのかとかがさっぱりわかりません。
いきなり「智天使(ケルブ)」が現れてラキアがビスマス鉱を出産したときが一番置いてけぼりになりましたね・・・。
このビスマス鉱というアイテムがどういう位置にあるのかもわからず仕舞いでした。

次にキャラの心情が読めなさすぎです。そもそもラキアが主人公なんですか? そこからしてわからないですし・・・群像劇にしても一人ひとりのキャラが立ってなさすぎです。
そういうわけなので登場人物が戦死しても感情移入ができず、なんだかとって付けたような展開としか思えませんでした。

最後に、おそらくは天使と天使を使おうと思ってる教会側の対立のようなものをバックボーンとして書きたいと思ってるんでしょうけど、それも薄っぺらいのでまったく説得力がないんですよね。

評価:★☆☆☆☆
眠い作品でした。全体的に。


事件記者トトコ!/丸山薫 ビームコミックス

久々に表紙を見てジャケ買いしました。
絵柄だけで「元気が取り柄のトトコが、普段は抜けてるけどいざというときに推理力を発揮して事件を解決する物語」と思ってましたけど、読んでみたらちょっと違いました。元気だけが取り柄なのは合ってましたが、トトコは事件を解決したりしません(笑)

冒頭から大怪盗・大暗黒仮面に「この道に入ったきっかけは何ですか?」とインタビューしてしまうトトコ・・・案の定、大暗黒仮面を取り逃がした上、記事のネタも落とすという有様。しかしそんなトトコに「まあ過ぎた事は仕方ないわ」と言って甘やかす美人なデスク・桃園次長。毎回トトコが失敗してはデスクが甘やかすという流れなんですが、なんでデスクは甘やかしてばかり・・・?

そして帝都に現れる大怪盗・大怪盗仮面ですが、その内実は・・・。
「トトコ vs. 大暗黒仮面 !」というような流れになるのかと思っていましたが、どうやらそうではないようで(笑)

話はなかなかテンポが良く、明治~大正な作品の雰囲気も◎。それだけにロボットが出てくるのはちょっと・・・という感じもありましたが。

評価:★★★★☆
実は「大暗黒仮面」はマスコミがつけた名前で、本当は「マスク・ド・ラ・グランド・ブスキュリテ」だそうで・・・


34歳無職さん/いけだたかし MFコミックス フラッパー

勤めてた会社が倒産したことをきっかけに「1年何もしないでいようと決めた」34歳無職さんの第2巻です。

いきなりカラーページでお風呂シーンな無職さん!(笑)
ちょっとびっくりしました。

2巻では今まであまり描かれなかった無職さんの今までがちょっと見えてきます。どうやら無職さんは離婚していて、娘さんは夫のほうが預っている?模様です。
そんな無職さんがクリスマスに娘さんと会うことに。色々とプレゼントを考えたり、着ていく服を考えたりする無職さんを見ていると過去のことを割り切れてるわけじゃないような感じがして、ここのところだけちょっとシリアスですね。
無職になってから別れたのか、それとも別れてから無職になったのか・・・その辺もわからないままなので、色々と想像させられます。なかなか複雑そうですね。

その他はいつも通りの無職さんです(笑)
その21:冬の午睡ではまさか一言も話さずに1話が終わるという斬新すぎる展開が・・・まあひとり暮らしで外にも出なければこうなるのはたしかにそうですが、まさかそれをマンガでやるとは(笑)

評価:★★★☆☆
そろそろ話に縦筋というか、そういうものが欲しいですね


Fulcrum Racing Quattro (shimanoハブ)

最近、自転車雑誌でもよく取り上げられるディープリムホイールですが、その効果は巡航速度のアップからドレスアップ要素まで色々あります。自分もカタログや特集記事を読むたびに「いつかはディープリム・・・」と思っていたものの、ネックはやはりその値段でした。
カーボンでディープリムのホイールとなると、それだけで1台自転車が買えてしまうレベルのお値段にまったく手が出せませんでした。

そもそも自分の乗り方はロングライドなので、一度くらいはディープリムを試してみたい! という気持ちはずっとありました。
そんなときに見つけたのがこのFulcrum Racing Quattroです。比較的安いお値段にリムハイトは35mm、それでいて重量も1700gクラスとなかなかのバランスです。とりあえずディープリムがどういうものなのかを知るためにも、1組購入してみました。

タイヤは財布の都合からMICHELINのLITHION 2というローエンドのタイヤにしてます(笑)




で、肝心の乗ってみての感想ですが・・・

1.走行性能
走り出しは重いですが、一度速度が乗ってしまうと巡航速度の維持は楽ですね。外周部の慣性があるんでケイデンスは落ち気味になるため、踏力がある人ならけっこう使いこなせるのでは?
ある程度速度が出てる状態になれば、明らかに体力の使い方が変わりますね。今までの80%くらいのパワーで速度維持ができる感じに。中間加速のキレの良さもなかなかです。

しかしその一方で、上りはあまり期待できません。斜度が緩いと対応はできるのですが、斜度がキツくなるとディープリムの特性がモロに出てきます。実際に山を走ってみた感じとしては、山岳対応できないわけじゃないです。かと言ってガンガン登れるような山向けのホイールではないのでその辺はご注意を。

2.ルックス
ステッカーはグレーとちょっと地味目ですが、ニップルはレッドとなかなか目立つ仕様です。
そしてリムの面積が大きいというのはやはりカッコいいですねー! ここの効果が一番大きいかも・・・(笑)

3.乗り心地
これについては可もなく不可もなくといったところ。ULTEGRA WH-6700ほど硬い感じはないですが、路面の細かい凹凸を拾ってくる感じはあります。
ここはちょっと乗り心地のいいタイヤを合わせてやれば良いかと。

トータルでは「使い道をきちんと合わせれば、なかなか買いなホイール」と言ったところですね。
これで「ヒルクライムをメインに!」とか思うのはオススメしません。しかし平地のロングライドで巡航速度を稼ぎたいとか、ホイールでドレスアップしたいというのならコストパフォーマンスの面で悪くない選択肢だと思います。

評価:★★★★☆
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