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月輪に斬り咲く/丸山朝ヲ バーズコミックス

表紙に惹かれてつい購入してしまいました(笑)
「月輪に斬り咲く」と書いて「がちりんにきりさく」と読むそうです。

狗神に取り憑かれた人間を「狗神憑き」といい、それを狩って回る主人公・犬上サクヤ。そもそも狗神憑きが生まれるきっかけになったのは「大旧杜」という狗神を封じていた杜が破られ、そこに封じられていた古狗(コク)が外界に逃げ出してしまったから。サクヤは逃げた古狗の行方と、大旧杜の封印を破った犯人を追って戦い続ける・・・というのが大筋です。

狗に刀に和風な伝奇という雰囲気で、この時点ですごく好みです(笑)
サクヤも戦う技はすごいものの、まだ精神的に未熟なところもあって戦いに戸惑っている部分があり、そこが歳相応な感じがあっていいですね。ここであんまり達観してても面白く無いですし。
戦闘シーンは疾走感があってなかなか◎。

描写はけっこうエログロ系というか、血が飛び散ったり腕や首が転がったりするシーンもたくさんあります。
その一方で、狗神憑きに襲われるのは女性ということもあっておっぱいが出るシーンもたくさんあります(笑)

ただ、全体的に話が走っていて設定が消化不良というのは否めないです。
狗神憑きが生まれるのは大旧杜の封印が解かれたかららしいのですが、では封印されてた頃は狗神憑きは現れなかったのか、とか古狗と犬上家の関係は、とか・・・。
物語としてあえて詳しく語らずに読者の想像に任せるというのも当然あるのですが、このへんはもうちょっとはっきり書いておいてくれてもよかったような。

評価:★★★☆☆
ストーリーの縦筋がしっかりすれば良くなると思いますけどね
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ひまわりさん 3/菅野マナミ コミックアライブ

ふんわり本屋さんストーリーも3巻目です。
作中の季節は夏となり、まつりも夏休みに! ということでお約束な水着回とかあるかと思いましたが、なんとオマケ4コマで水着は終了でした(笑)
あやめ(ひまわりさんの先輩)も言ってましたが、本編でやれよ!と自分も思わずツッコミ・・・

3巻を読んで思ったのですが、あんまりまつりの同級生を把握できてないですね自分。そもそもまつりがひまわりさんと一緒にいるシーンばかりなんで同級生たちも出番があんまり・・・というのもありますが。

水着回はない3巻ですが、代わりにまつりとひまわりさん(とひまわりさんのお兄さん)で温泉に行くことに。ここはちゃんと入浴シーンありますよ!(笑)
けっこう巨乳ですねひまわりさん・・・あとやけにこのシーンだけ気合いが入ってるような・・・

さて温泉に行ったひまわりさん一行ですが、そこで出会ったのは幽霊・・・ではなく、お兄さんの師匠という人でした。初めは幽霊話の伏線と、師匠のツリ目な外見から狐の類かと思ってましたけどフツーに人間でした。
しかもこの師匠、ひまわりさんの前のひまわりさん(病弱な白髪の人)を知っていたようで、「振る舞いを真似ても本質的に同じものにはなれないわね」などと言ってひまわりさんを惑わせます。ひまわりさんは「ひまわりさん」になりたかったのか? 自分は一体・・・と悩んでいくひまわりさん。そんな彼女が出した答えは・・・

やっぱりまつりがいてのひまわりさんだなー、と思いますし逆にまつりもひまわりさんあってのまつりということなんだな、というのが3巻を読んでの感想です。
ちなみに最終話ではパツキンでグレてしまったまつり妹・風子が見られますよ!(笑)

評価:★ ★ ★ ★ ★
ひまわりさんかわいい!特にこの巻は・・・


あまんちゅ! 5/天野こずえ マッグガーデン

あまんちゅ!4のエントリを書かないうちに5巻が発売されてました・・・。
8月に入り、ダイビング部の合宿スタート!というところから5巻は始まるのですが、いきなりの波乱の幕開け・・・。なんと合宿所にGが登場し、部員が全員パニックになります(笑)
真斗先生は車で逃げちゃうし・・・。
合宿の前に天野先生らしい怪談話が入っているのですが、それよりもある意味合宿スタートの波乱のほうが怖かったり(笑)

5巻ではてこが大きく成長します。姉ちゃん先輩から「てこちんはぴかりがいないとダメなのねー」と言われたことがショックで、ぴかりから離れて一人でできるようになろうとします。
しかしてこが目指していたのはぴかりから離れることじゃなく、寄り掛からずに隣に立って一緒に歩いていくことで・・・そのことに気づいたのが一番の成長なんじゃないかな、と思いますね。依存するんじゃなくて、支えあうというか。

第29話の「ぐるぐる回廊」はてこの夢の中の話から現実に戻るシーンがあって、ここは同じ場面を繰り返すのですが、寸分違わぬ絵だったので一瞬乱丁かと思いました(笑)
この話で「いい時だって立派な現実なんだから」というセリフがありますが、最近トラブル続きな自分には染みる言葉でした・・・。
そうですよね、悪い時もいい時も、それは現実なんですよね・・・。

評価:★★★★★
今まであんまりフォーカスされなかった真斗先生の内面が描かれてて、個人的には大満足でした。


弱虫ペダル 25/渡辺航 少年チャンピオン

・・・もうここまで来たら何書いてもネタバレにしかならないと思うんで、ネタバレ前提で書きます(笑)

ついに先頭に追いついた坂道と真波、そして御堂筋。ここから壮絶な今泉 vs. 御堂筋のバトルが始まります!
それにしても坂道は相変わらずズレてるというか大物というか・・・。先頭の今泉に追いついたときに言った言葉が「ごめん」って(笑) あの位置から追いついただけでも十分スゴイのに・・・。

先頭は今泉と御堂筋だけで争う形となり、富士のコースで唯一の下りである大下りで勝負に出ます。しかしここまで走ってきたストレスからか、今泉のバイクにトラブルが・・・。
ですがこのバトルの決着は意外な形でつきます。これは本当に「ええ!?」と声が出てしまいましたね(笑) 御堂筋が何度も「勝利に純粋なほうが勝つ!」と言ってましたが、その通りの結末になりました。

箱根学園も二人のバトルの後ろからトップを狙い、そしてラスト2500mで最終局面に・・・。

あと久々に委員長と坂道のお母さんが登場します。しかもコンビで。
恋バナに関しては意外な洞察力を発揮するお母さんと、必死に真波のことをごまかそうとする委員長・・・。今回の巻で唯一ほのぼのできるポイントです(笑)

評価:★★★★★
もう御堂筋は人間ではない何かというとレベルですよ(笑)



ハコニワ喜劇/睦月のぞみ ビームコミックス

睦月のぞみ先生の過去作品が収録された短編集が出たということで迷わず購入!
内容としては過去の読み切り作品を集めたものです。

まず先に書いておきますが、2巻を買ったのは失敗でした。というのも、2巻に収録されてるのはエッチな短編ばっかりなんですよね。1巻でも「0-女」「M441☆」が成人向け内容でここだけ雰囲気が違ってしまっているのが不満でしたが、2巻では全編・・・。
正直、短編なのでエッチ描写も薄いので「実用性」という意味ではちょっと・・・(笑)
そんなわけなので1巻を中心にレビューしたいと思います。

睦月先生といえばハイテンションギャグ! ということで最初の「柴立くんと志堅原さん」からかっ飛ばしてます(笑)
志堅原さんが有翼人だったり、いきなり愛を探すと言い出して魔王と戦ったり・・・しかも元々が「1本の短編になる予定だったものを3部構成に」と意味不明。しかしテンポの良さは最高です。

個人的に一番良かったのは「トラウムメディカル8.5」ですね。
「夢羊」という人間に色々な夢を見せて癒しや救いを与えるという、特別な羊のホーンとアルバが夢の中でその人の悩みを解決していくというお話です。なんでこれが読み切り?というくらい面白く、3話で終わってしまうのがすごく惜しいです・・・。
ホーンもアルバもキャラが立っていますし、話のテンポもすごくいいだけに残念です。途中で判明するホーンの好みのタイプは爆笑でした(笑)

方恋ひ迷子は人間に片思いされた口裂け女の物語です。これもなかなか切なくてGOOD。睦月先生はこういうキャラクターの微妙な揺れ動きを描くのが上手いですね。

1巻はこんな感じでおおむね満足なんですが、それだけに2巻の内容が残念です・・・。

評価:★★★★☆(1巻は)
トラウムメディカルは連載にならないですかねホント・・・
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