World Embryo

久々にコミック紹介ですね。
「クロノクルセイド」でおなじみの森山大輔の新作「World Embryo」です。

「クロノクルセイド」は何巻か読んだのですが、それなりに面白く読めました。しかし、どこか「ファンタジー」という雰囲気に縛られているような作風で、イマイチ素直に楽しめなかったのも事実でした。

ということで今回は出版社も変わり、内容も現代が舞台･･･ということで今までの制約を抜け出した森山大輔先生の期待の新作の評価は･･･















すっげぇつまんねぇ！！

俺の金と時間を返してくれ！！と言いたくなるほどにつまらない。

内容はケータイを通じて人間に感染し、感染した人間を「棺主」という化け物にしてしまう「ウイルス」から人々を守る組織と、その「棺主」との戦いに巻き込まれた天海陸のストーリー･･･と、ここまで書くとなかなか悪くない書き出しな気もするのですが、読んでみるとこれが「何を言いたいの？何がしたいの？」という展開や台詞回しばっかりで、眠くなってきます。

しかもストーリーのそこかしこに伏線を張っているのも鼻につきます。あまり見え見えの伏線を張るよりかは、直球勝負のほうがいいと思うのですが･･･。設定が多すぎて明らかに無駄な複雑化をしてます。
サブキャラも全然生きてないし･･･なんだコレ？

評価：★☆☆☆☆

クロノクルセイドがそれなりに良かっただけに、ガッカリですわ･･･。