ジゼル・アラン

ジゼル・アラン/笠井スイ　ビームコミックス

絵を見たときに「乙嫁語り」の森薫先生かと思いきや、別の方でした。

アパートの大家兼なんでも屋のジゼル・アランと、それに振り回される店子のエリック。そんな2人がなんでも屋として事件を解決していくちょっと優雅なお話です。

ジゼルの自由奔放な性格がいいですね。いかにも「やりたいことをやる」という感じがして。自分の考えに頑ななところも「子供らしさ」がよくでてると思います。

ジゼル・アランの年齢が具体的に書かれてはいないですが、作中の言動から10代前半？な感じです。何度も「子供だから」と言われてますし（笑）
対するエリックは20代ですかね･･･店子だからあまりジゼルに大きなことは言えないんですが、たまにジゼルがいないときは子供扱いしてたり。

評価：★★★★★
作品の雰囲気自体も◎

乙嫁語り ２

乙嫁語り2/森薫　ビームコミックス

1巻はほのぼのだった乙嫁語りも、2巻からは衝撃の展開に！
1巻でちょっとだけ出てきたアミルの兄弟がとうとう実力行使でアミルを取り戻そうとしてきます。対するアミルは･･･

山の中の小さな集落だからでしょうけど、村の団結力がすごい！
「村人全員が家族」というか、そんな感じがしました。
作中で大婆様が言ってる「嫁心」というのがどういうものなのかよくわからないですが（笑）、しかし家族としての居場所を見つけつつあるアミル。カルルクも2巻では大活躍です。

評価：★★★★★
カルルクとのラブラブっぷりは相変わらずです（笑）

9月、10月の新刊

今さらですが、9月の新刊と10月の新刊チェックなど

IDコミックス／百合姫コミックス 20100918 会長と副会長　1 袴田めら/著
モーニングKC 20100922 宇宙兄弟　11 小山宙哉/著
まんがタイムKRコミックス 20100927 けいおん！　4 かきふらい/著
IDコミックス／REXコミックス 20101027 とんぬらさん　3 セレビィ量産型/著
電撃コミックス 20101027 狼と香辛料　5 支倉凍砂/作　小梅けいと/画
ガンガンコミックスONLINE 20101022 ばらかもん　3 ヨシノサツキ/著
まんがタイムKRコミックスGLシリーズ 20101012 つぼみ　8 アンソロジー/著

けいおん！はとうとう最終巻。
つぼみは隔月刊化で忙しくなりそうです。
狼と香辛料は本編のほうが佳境に差し掛かっているようで。

さてこんな感じで購入数は絞っているものの、結局積ん読ばかりが増えていく・・・（笑）

みりたり！ ２

みりたり！２/まもウィリアムズ　一迅社

父親が紛争地帯の英雄となったことで刺客に命を狙われることになってしまった高校生・矢野宗平。その宗平を守るために送り込まれた兵士・ルトガルニコフ中尉とハルカ少尉。
そんなミリタリー系日常4コマの2巻です。

みどころは1巻でチョイ役だったはずのおっさん（通販部）がちゃっかりレギュラーになってるところでしょうか（笑）
もう名前がないのが不自然なくらいなんですが

しかしそれに反比例するように宗平の出番がどんどん減っていってますね。
誰が主人公だったっけ・・・みたいな（笑）

今回はさらにルトの上官であるアリア・グラスマンも登場です。
左頬に傷があるキャラなんですがコマが小さいためかなんか泣いてるみたいに見えなくもないような。

欄外のミリタリー豆知識は相変わらずトリビア的でGood。

評価：★★★☆☆
おっさんの名前は・・・？

さえもえな日常

さえもえな日常/夢乃むえ　アフタヌーン

龍神賞にて銅龍賞＋吾妻ひでお賞を受賞した夢乃むえが放つちょっと不思議なストーリー。
主人公である紗英と萌が巫女の力を使って色々な事件を解決していく女子高生幻想奇譚です。

読む前の先入観として「賞受賞＝新人」みたいな図式があったので、読んでみてちょっと作風が古いことにちょっと違和感が。
話の終わりに入るストーリーの解説も蛇足では？と思う部分が少し。

全体的に「話はよくまとまってるけど、盛り上がりがなく終わる」という感じでしょうか。
狐憑きの話は良かったですけどね

評価：★★☆☆☆
すごくアフタヌーンっぽくはあるんですが