頭文字D 42

頭文字D 42/しげの秀一 ヤングマガジンコミックス

死神・北条凛 vs. 高橋涼介のバトルもクライマックスに！
容赦ないサイドプレスを仕掛けてくる死神でしたが、終盤にまさかの展開が・・・！

近頃の頭文字Dってテクニックのぶつかり合いなバトルが多かったですが、対死神戦は珍しくメンタルでの勝負に。あれだけエスケープゾーンが少ない峠道でサイドプレスを仕掛けられても動じない涼介もすごいですが、容赦なくサイドプレスを繰り出せる死神もまた･･･。

ラストの決着のしかたもまた劇的でした。ゼロの池田がただの傍観者で終わるかと思っていたら最後の最後でやってくれましたし･･･あれはカッコよすぎ！

一方の拓海は美佳となんだかイイ感じに。この先がどうなるかバトルとは別の意味で楽しみです（笑）

評価：★★★★☆
そろそろ神奈川編も最終章に･･･。

える・えるシスター5

える・えるシスター 5/邪 武丸 REXコミックス

あの姉妹百合「える・えるシスター」が完結！ 書店で帯を見たときはかなりびっくりでした。

5巻では話が急展開します。今まで一方的に姉→妹だった小中居姉妹でしたが、ひょんなことから妹・ふたばが姉を意識してしまい・・・というちょっと重い展開に！

感想としては最後の最後までねね子先生は黒幕というか、ストーリーを大きく変えてくれるキャラクターでしたね～。
ただし自分の思い通りにするというよりも、相手のしたいようにさせてくれるところは「大人」な感じですね。

後日談はさらにびっくりな展開に（笑）
ちなみに一菜は大学生になってます。

評価：★★★★☆
自分としては進展しない姉妹仲でも良かったんですが、これはこれで

騎崎サブゼロ作品集 世縒りゆび

騎崎サブゼロ作品集 世縒りゆび/騎崎サブゼロ リュウコミックス

錬金術師に憧れる少女・金本樹が迷い込んだのは不思議な木と蜜の世界でした・・・。

表紙の雰囲気にやられて買ってしまいましたが、これが個人的にはホームラン級の大ヒット！ なんで買ってすぐに読まなかったのかと悔やんでます（2年近く積ん読してました・笑）。

話は複雑に混ざり合って、ラストに繋がっていきます。まずは料理に無意識に暗示をかけてしまう料理人の忠士。錬金術師に憧れる少女・樹。樹の家の使用人の娘・小梅。
それらが複雑に入り交じって話は展開していきます。

読んでいて感じたのは「人の小さな心がすごく大きく増幅されている」ということでした。最初は小さな嫉妬、猜疑心、憧れだったものが徐々に大きくなって影響していく･･･というような感じです。

「石も金になりたいと願えば金になる」というのが錬金術の基本だそうですが、では人は･･･それがこの作品のテーマだったように思います。

評価：★★★★★
樹の成長後の話も見たいですねー

隻眼獣ミツヨシ 完結編（下）

隻眼獣ミツヨシ 完結編（下）/上山徹郎 JC.com 集英社

隻眼を開いて祠千代を救おうとする胸冬、それを止めるミツヨシ。話はとうとう完結へ･･･。

･･･と言いたいところなんですが、これで完結するのか読んでて不安に（笑）
もう2冊くらい出さないと完結しないのでは！？と途中で思いましたがちゃんと完結しました。

冒頭の胸冬vs.ミツヨシの戦いは「どっちが強いか」というよりも「どっちの思いが強いか」ということを感じましたね。
胸冬に戦うだけの覚悟があるか･･･そしてミツヨシ自身も戦うことで迷いを消したかったのでは･･･。

しかし戦いが進むごとにミツヨシが裸に近づくのは何故？（笑）
最後の戦いなんてほぼ全裸なんですが･･･。

評価：★★★★☆
まだまだ話は続きそうですが、これで完結なのはちょっと残念

いまさらですが、ひぐらしのなく頃に

はい、すごくいまさらですが「ひぐらしのなく頃に」です。
アニメでは本編だけ見て解答編を見てないということで自分の中でずっと謎のまま来てしまったのですが「うみねこのなく頃に」が完結したらしいのでいい加減この謎に決着をつけようと思った次第です。

ひぐらしのなく頃にのアニメ版は「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」の3部でしたので、まずはこの3部の謎を解明していくところから。
コミック版は竜騎士07先生が監修していることからアニメ版とほぼ内容は一緒でした。コミカライズすると色々端折ったりすることが多いのですが、ここはさすが。

アニメ版との違いは圭一の独白が多い点ですかね。シーンごとに圭一がどんなことを考えているかがわかって新しい発見がありました。

さて、次は解答編ですが･･･