橙星

橙星/群青　一迅社

あいかわらず一迅社ばっかり買ってますが、多分全部偶然です（笑）
なんでじゃろ･･･？

さて今回は「橙星」です。
まったく作者や以前の作品などを知らず、「ジャケ買い」ならぬ「カバー買い」してしまいました。

さてその内容ですが･･･正直微妙。
4人の魔女に出会うと願いが叶えてもらえるということから、魔女に出会うための旅をしている主人公･橙とロボット･松葉。橙と松葉、それぞれの秘密や過去がゆっくりと展開しつつ、旅が進んでいくというお話です。

読んでいて思ったのは、なんだか設定を上手く生かせていないなーということです。
世界設定はロボットや人工生命体がいるような近未来チックなのに、他は全部現代レベル。そんなわけなのでロボットである松葉がどうにも異質な感じがしてしまいますし、魔女の存在も薄っぺらく感じてしまいます。

雰囲気はいいと思うのですがね･･･

評価:★★☆☆☆
雰囲気が気に入れば★+1