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マイナーなコミックのブログ
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ビブリア古書堂の事件手帖/三上延 メディアワークス文庫

本屋大賞にノミネートされ、各所で注目されているこの作品ですが自分が読もうと思ったのは「舞台が鎌倉だから」というそれだけの理由からでした(笑)
それとライトノベルとはいえ活字を読むということから遠ざかっていたので(基本はマンガばっかり)、久々に活字を読んでみようという気になったというのもあります。

ライトノベルと思って読んでいましたが、ストーリーはなかなかのものでした。
極端に人見知りで引っ込み思案なビブリア古書堂の店主・篠川栞子と、祖母が残した本の買い取りを頼んだ五浦大輔が、その本にまつわる謎を解いていくところから話は始まっていきます。
古書というと当たり前ですが以前の持ち主がいるわけで、そこにそれぞれの思い入れがあってそしてドラマがあるという感じで、それを推理して謎をといていく流れが秀逸で読んでいてすごく楽しめました。

しかし全体的に描写が薄く、栞子さんが推理してもどうにも根拠が浅かったり突然謎が解決してしまう感じが否めない部分も。
他にも人物の心理描写もいまいちで「~と俺は思った」という文章があっても、それに至るまでの動きが曖昧なので急に人物の感情が切り替わったような印象を受けることがいくつかありました。

でも伏線のちりばめかたはなかなか上手く、解決編を読んで「なるほど!」と気づかされることも多かったですね。
それ以上に栞子さんの独特の読めないキャラクターが魅力的でした(笑) 天然なの?と思っていたら急にすごい洞察力を発揮したり・・・

他にも作中に出てくる小説が魅力的に語られているので、ついつい読みたくなってしまったり・・・自分は「時計仕掛けのオレンジ」が気になりましたね(笑)

評価:★★★★☆(1、2共に)
3巻から本編らしいので楽しみにしています(笑)
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