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ブラッドハーレーの馬車/沙村広明 太田出版

久々にジャケ買い(表紙買い?)したマンガです。

表紙の雰囲気から「西洋で中世~近代くらいのお話」と思っていたのですが、だいたいあってました。

しかしストーリーは自分の想像の数段上を行く内容でしたが・・・。
「スゴイ」というよりも「恐るべき」と言った方が正しいかもしれないくらいスゴイです。

以下、簡単なあらすじ。
貴族ブラッドハーレーは孤児院の娘を引き取り、歌劇団を作っていました。
つまり孤児院の娘達にとって「ブラッドハーレー家に引き取られるということは華やかなスターへの道」であったわけですが、しかしその実態は・・・。

もうストーリーのどの部分を書いてもネタバレしそうなんで、これくらいにしておきますが、とりあえずエロ・グロありなんでそういうのが苦手な人にはキツイかも・・・。

読み終わった後はしばらく何も考えられないくらいです。
それくらいスゴイ内容のお話でした。

評価:★★★★★
「魂を揺さぶる作品」ってのは多分、こういうモノのことを言うんでしょうね・・・。



今年最後のマンガにこんなスゴイ作品に出会えたのはある意味幸せだったかも・・・。

ストーリーはとにかく重厚で、正義感の強い人にはオススメできませんね確実に。
この「パスカの羊」の背景にある政治的権力争いとか、この「祭り」に関わる人間のドラマとか、あらゆるところが面白すぎです。

「ドロドロ」というよりも「グチャグチャ」と表現した方が良さそうなこの作品、万人にはオススメできそうもありませんが、感情を激しく揺さぶられたい人にはゼヒ。
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